お蕎麦は炭水化物を抑えられない?

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生活習慣 食事

2017年11月4日

誤解されているお蕎麦について

炭水化物ダイエットで推奨される麺類の、トップにあげられるのが「お蕎麦」です。なぜでしょうか?それはお蕎麦が小麦粉ではなく、そば粉から作られているからです。そば粉は低GI食品(食品に含まれる糖質の吸収度合いが低いもの)として広く知られ、そこから作られたお蕎麦はそのまま「糖質が低い」と解釈されているのです。実際に「お蕎麦でダイエット」「麺類はお蕎麦で解決!」というような情報を提供するメディアもあります。炭水化物ダイエットは厳しいので、食べられる麺類があるのはありがたいですね。しかし、それは正しいのでしょうか?

パスタと同じ糖質のお蕎麦!

糖質が少ないと判断するには、食材100グラム当たりの糖質が5グラム以下でなければいけません。相当厳しい数字です。そば粉は一種類ではなく、いくつかの種類があります。主に「全層粉」「内層粉」「中層粉」「表層粉」というものがあります。すべて100グラム当たりの糖質は50グラムを越えています。普通の小麦粉とあまり大差はありません。ダイエットのつもりでパスタの代わりにお蕎麦をたべても、摂取する糖質は同程度になります。意外に思われるかもしれませんが、「お蕎麦は低糖質」という説は、イメージで形成されているもののようです。

薬味やめんつゆにも含まれる糖質

お蕎麦はそのままでは食べることはできません。味付けのために蕎麦つゆや、薬味を使います。ここにも高い糖質があります。実際に手作りでめんつゆや蕎麦つゆを作った経験のある人なら分かりますが、相当な量の酒とみりんを投入します。市販のものも原材料は同じです。蕎麦つゆ15ミリリットルくらいの糖質はおよそ4グラム近くになります。さらに薬味のとろろや長ねぎにも糖質が含まれています。とろろの原材料である長芋は根菜なので、100グラム当たりの糖質は13グラム。お蕎麦、蕎麦つゆ、薬味を合わせると、糖質は相当なものになるでしょう。

冷静に炭水化物について学びましょう!

どうしても低糖質の麺類が食べたいのであれば、スーパーマーケットや通販で売られている「糖質0(ゼロ)麺」や「ロカボ向け食品」を購入し、自力で調理するなどするしかありません。もちろん、都会であれば低糖質の食事を提供するレストランもあるでしょう。お蕎麦はおいしいし、サッパリするので、カロリーが低いかもしれない!というイメージが先行しがちなのですが、そうでもないという意外な事実がありました。炭水化物についての知識は、冷静な目でじっくり養いましょう。メンタル面でも慎重さが求められますね。それもダイエットの一部です。